試験に出る哲学―「センター試験」で西洋思想に入門する (NHK出版新書 563)
本, 斎藤 哲也
試験に出る哲学―「センター試験」で西洋思想に入門する (NHK出版新書 563) は 斎藤 哲也 によって作成されました 各コピー946で販売されました. Le livre publié par NHK出版 (2018/9/11). Il contient 330 pages et classé dans le genre genre. Ce livre a une bonne réponse du lecteur, il a la cote 4.8 des lecteurs 19. Inscrivez-vous maintenant pour accéder à des milliers de livres disponibles pour téléchargement gratuit. L'inscription était gratuite.
平均的な顧客フィードバック : 4.8 5つ星のうち(19人の読者)
ファイルサイズ : 19.44 MB
試験に出る哲学―「センター試験」で西洋思想に入門する (NHK出版新書 563)本無料ダウンロード - 内容紹介 「センター倫理20問」にチャレンジすれば 西洋思想がサク分かり! 思想の重要なポイントが毎回出題される「センター試験・倫理」。哲学を学び直すなら、これにあたるのが一番。ソクラテス、プラトンからニーチェ、ウィトゲンシュタインまで、厳選20問にチャレンジし、解説とイラストを楽しむうちに西洋思想の基本がサラリと頭に入ってくる。大ベストセラー『哲学用語図鑑』の監修者、初の書き下ろし新書! [内容]I 哲学は「無知の知」から始まった ──古代ギリシャ哲学からスコラ哲学へ1 - 1「ソクラテス以前」に何が起きたのか? ──神話から理性へ 古代ギリシャの神話的世界観/タレスはなぜ「最初の哲学者」といわれるのか タレスへのツッコミ/「万物の本質」って何だ?/そして原子論が登場した! 1 - 2「無知の知」って何だ? ──ソクラテスvs.ソフィストの攻防 ポピュリズム、アテナイを覆う/ソフィストの相対主義/ソクラテス=プラトン? 「無知の知」はいかに自覚されたか/ソクラテスの手法は「ツッコミ」だった 相対主義への命がけの抵抗1 - 3「洞窟」とは何の比喩なのか? ──プラトンのイデア論 ピタゴラス学派からの影響/イデア界と現象界/哲学者の役割とは何か 二世界論が西洋思想をつくった/魂の三分説と理想国家論1 - 4 世界の成り立ちをどう解きほぐす? ──プラトンからアリストテレスへ 世界を整理しようとした人/世界は「形相」と「質料」でできている 世界の変化までもが説明できる/物事には四つの原因がある 人は「中庸の習慣」でカシコクなる/共和制こそ持続可能1 - 5「自然に従って生きよ」とはどういう意味? ──ヘレニズム期の思想 現代にも通じるヘレニズム思想/1キュニコス派──虚飾を嫌い、ときにシニカルに 2ストア派──自然に従って生きよ/3エピクロス派──隠れて生きよ 4懐疑主義──自らの五感すら信じるな1 - 6 信仰と理性をどう調和させる? ──アウグスティヌスとトマス・アクィナス 新プラトン主義との出会い/できるのは、無条件に神を愛することのみ 救済は「教会」を通してのみ/アリストテレスをいかに受容するか 信仰と理性は協働するII「神」が主役の座を譲り、退場していく ──近代哲学のエッセンス2 - 1 誰が「イドラ」に囚われているのか? ──ベーコンと近代科学 近代科学成立の背景/自然に服従し、自然を支配する 三段論法vs.帰納法/四つのイドラ 2 - 2 人はいかに「真理」に辿りつくのか? ──デカルトの物心二元論 探究の四つの規則/方法的懐疑から導かれた「我思う、ゆえに我あり」 神の理性の出張所/そして、物心二元論に行きつく 人工知能研究との関連2 - 3 自由とは? 実体とは? ── スピノザとライプニッツの大陸合理論 認知科学の先駆者スピノザ、一〇〇〇年に一人の天才ライプニッツ 石ころから人間の肉体まで、すべては神のあらわれである! 意志が存在しないのなら、人間にとって自由とは何か/モナドって何だ? 超絶プログラマーの腕前を見よ! 2 - 4「因果関係」って何だ? ── ロック、バークリー、ヒュームのイギリス経験論 人間の心は「タブラ・ラサ」である/知覚されなければ事物は存在しない!? ヒュームの問い──何が人間に物体の存在を信じさせているのか 因果関係なんて思い込みにすぎない2 - 5「定言命法」って何だ? ──カントの認識論と道徳論 ヒュームの一撃/「認識のサングラス」の効用/認識と理性の限界を画定する 定言命法の例/カントにとっての自由2 - 6 理想の共同体はいかに生まれるのか? ──ヘーゲルの歴史観 ドイツ観念論の登場/ヘーゲルが描いた精神の成長物語 世界史とは自由が拡大していくプロセスである/ヘーゲルの代名詞「弁証法」 人倫とは「理想の共同体」/家族・市民社会・国家III ひねくれた哲学者たちが 「当たり前のこと」を疑いはじめた──近代批判の哲学3 - 1 資本主義社会はなぜ批判されるのか? ──マルクスの唯物史観 思想を武器に世界を変えよう/歴史の主役は「物質的生活」 唯物史観とは何か/労働が疎外される! 搾取のカラクリ3 - 2 西洋哲学の破壊者登場! ──ニーチェの超人論 「真理」なんてクソ食らえ/「神の死」がもたらすニヒリズム 道徳はルサンチマンから生まれた/世界は解釈でできている 現実逃避せずに、生そのものに満足せよ3 - 3 プラグマティズムって何だ? ──パース、ジェイムズ、デューイ 1パース──知識と経験を結びつける 2ジェイムズ──真理とは「有用性」である 3デューイ──民主主義としてのプラグマティズム デューイが提唱した「問題解決学習」3 - 4 大衆社会と科学技術を批判せよ! ──ハイデガーの存在論 「存在の意味」への問い/人間とは、他人やモノと関係し合う存在である モノに対する「気遣い」/大衆社会に埋没するダス・マン 重要なのは「死」を直視すること/技術の時代の「故郷喪失」3 - 5「実存」という不安とどう向き合うか? ──キルケゴールからサルトルへ 実存主義とはどのような思想か/追求するべきは主体的真理 実存の三段階/生き方が本質をつくりあげる アンガージュマン︱︱︱未来へのポジティブ思考3 - 6「言語ゲーム」って何だ? ──ウィトゲンシュタインの軌跡 語りえぬものについては、沈黙せねばならない 「いかに生き、いかに死ぬか」は言語化不能 「やばい」を哲学的に探究すると/「本質」ではなく「類似」 内容(「BOOK」データベースより) 思想の重要なポイントが毎回出題される「センター試験・倫理」。哲学を学び直すなら、これにあたるのが一番。ソクラテス、プラトンからニーチェ、ウィトゲンシュタインまで、厳選20問にチャレンジし、解説とイラストを楽しむうちに西洋思想の基本がサラリと頭に入ってくる。大ベストセラー『哲学用語図鑑』の監修者、初の書き下ろし新書! 商品の説明をすべて表示する以下は、試験に出る哲学―「センター試験」で西洋思想に入門する (NHK出版新書 563)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
ファイルサイズ : 19.44 MB
試験に出る哲学―「センター試験」で西洋思想に入門する (NHK出版新書 563)本無料ダウンロード - 内容紹介 「センター倫理20問」にチャレンジすれば 西洋思想がサク分かり! 思想の重要なポイントが毎回出題される「センター試験・倫理」。哲学を学び直すなら、これにあたるのが一番。ソクラテス、プラトンからニーチェ、ウィトゲンシュタインまで、厳選20問にチャレンジし、解説とイラストを楽しむうちに西洋思想の基本がサラリと頭に入ってくる。大ベストセラー『哲学用語図鑑』の監修者、初の書き下ろし新書! [内容]I 哲学は「無知の知」から始まった ──古代ギリシャ哲学からスコラ哲学へ1 - 1「ソクラテス以前」に何が起きたのか? ──神話から理性へ 古代ギリシャの神話的世界観/タレスはなぜ「最初の哲学者」といわれるのか タレスへのツッコミ/「万物の本質」って何だ?/そして原子論が登場した! 1 - 2「無知の知」って何だ? ──ソクラテスvs.ソフィストの攻防 ポピュリズム、アテナイを覆う/ソフィストの相対主義/ソクラテス=プラトン? 「無知の知」はいかに自覚されたか/ソクラテスの手法は「ツッコミ」だった 相対主義への命がけの抵抗1 - 3「洞窟」とは何の比喩なのか? ──プラトンのイデア論 ピタゴラス学派からの影響/イデア界と現象界/哲学者の役割とは何か 二世界論が西洋思想をつくった/魂の三分説と理想国家論1 - 4 世界の成り立ちをどう解きほぐす? ──プラトンからアリストテレスへ 世界を整理しようとした人/世界は「形相」と「質料」でできている 世界の変化までもが説明できる/物事には四つの原因がある 人は「中庸の習慣」でカシコクなる/共和制こそ持続可能1 - 5「自然に従って生きよ」とはどういう意味? ──ヘレニズム期の思想 現代にも通じるヘレニズム思想/1キュニコス派──虚飾を嫌い、ときにシニカルに 2ストア派──自然に従って生きよ/3エピクロス派──隠れて生きよ 4懐疑主義──自らの五感すら信じるな1 - 6 信仰と理性をどう調和させる? ──アウグスティヌスとトマス・アクィナス 新プラトン主義との出会い/できるのは、無条件に神を愛することのみ 救済は「教会」を通してのみ/アリストテレスをいかに受容するか 信仰と理性は協働するII「神」が主役の座を譲り、退場していく ──近代哲学のエッセンス2 - 1 誰が「イドラ」に囚われているのか? ──ベーコンと近代科学 近代科学成立の背景/自然に服従し、自然を支配する 三段論法vs.帰納法/四つのイドラ 2 - 2 人はいかに「真理」に辿りつくのか? ──デカルトの物心二元論 探究の四つの規則/方法的懐疑から導かれた「我思う、ゆえに我あり」 神の理性の出張所/そして、物心二元論に行きつく 人工知能研究との関連2 - 3 自由とは? 実体とは? ── スピノザとライプニッツの大陸合理論 認知科学の先駆者スピノザ、一〇〇〇年に一人の天才ライプニッツ 石ころから人間の肉体まで、すべては神のあらわれである! 意志が存在しないのなら、人間にとって自由とは何か/モナドって何だ? 超絶プログラマーの腕前を見よ! 2 - 4「因果関係」って何だ? ── ロック、バークリー、ヒュームのイギリス経験論 人間の心は「タブラ・ラサ」である/知覚されなければ事物は存在しない!? ヒュームの問い──何が人間に物体の存在を信じさせているのか 因果関係なんて思い込みにすぎない2 - 5「定言命法」って何だ? ──カントの認識論と道徳論 ヒュームの一撃/「認識のサングラス」の効用/認識と理性の限界を画定する 定言命法の例/カントにとっての自由2 - 6 理想の共同体はいかに生まれるのか? ──ヘーゲルの歴史観 ドイツ観念論の登場/ヘーゲルが描いた精神の成長物語 世界史とは自由が拡大していくプロセスである/ヘーゲルの代名詞「弁証法」 人倫とは「理想の共同体」/家族・市民社会・国家III ひねくれた哲学者たちが 「当たり前のこと」を疑いはじめた──近代批判の哲学3 - 1 資本主義社会はなぜ批判されるのか? ──マルクスの唯物史観 思想を武器に世界を変えよう/歴史の主役は「物質的生活」 唯物史観とは何か/労働が疎外される! 搾取のカラクリ3 - 2 西洋哲学の破壊者登場! ──ニーチェの超人論 「真理」なんてクソ食らえ/「神の死」がもたらすニヒリズム 道徳はルサンチマンから生まれた/世界は解釈でできている 現実逃避せずに、生そのものに満足せよ3 - 3 プラグマティズムって何だ? ──パース、ジェイムズ、デューイ 1パース──知識と経験を結びつける 2ジェイムズ──真理とは「有用性」である 3デューイ──民主主義としてのプラグマティズム デューイが提唱した「問題解決学習」3 - 4 大衆社会と科学技術を批判せよ! ──ハイデガーの存在論 「存在の意味」への問い/人間とは、他人やモノと関係し合う存在である モノに対する「気遣い」/大衆社会に埋没するダス・マン 重要なのは「死」を直視すること/技術の時代の「故郷喪失」3 - 5「実存」という不安とどう向き合うか? ──キルケゴールからサルトルへ 実存主義とはどのような思想か/追求するべきは主体的真理 実存の三段階/生き方が本質をつくりあげる アンガージュマン︱︱︱未来へのポジティブ思考3 - 6「言語ゲーム」って何だ? ──ウィトゲンシュタインの軌跡 語りえぬものについては、沈黙せねばならない 「いかに生き、いかに死ぬか」は言語化不能 「やばい」を哲学的に探究すると/「本質」ではなく「類似」 内容(「BOOK」データベースより) 思想の重要なポイントが毎回出題される「センター試験・倫理」。哲学を学び直すなら、これにあたるのが一番。ソクラテス、プラトンからニーチェ、ウィトゲンシュタインまで、厳選20問にチャレンジし、解説とイラストを楽しむうちに西洋思想の基本がサラリと頭に入ってくる。大ベストセラー『哲学用語図鑑』の監修者、初の書き下ろし新書! 商品の説明をすべて表示する以下は、試験に出る哲学―「センター試験」で西洋思想に入門する (NHK出版新書 563)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
ああ、面白かった。著者はZ会教材、学習参考書等の編集を通じて高校での勉強とアカデミックな世界との橋渡しをして来たと言う。本書はプロならではの経験と実力が発揮されたプロジェクトと言える。日本の中等教育のレベルは高く、広い範囲を扱っていると思う。米国の大学では日本の高校で履修することを教えていることが多いと聞く。広すぎて、履修できなかった、不十分だった、忘れてしまったことは多い。教科書・参考書はたくさん出版されていて、自習しやすい。社会人が高校までの課程を学びなおすことは、効率の良い自己研鑽だと思われる。センター試験問題を資料に主要な西洋哲学の概念を紹介する本書は、書名の付け方は安易に見えるが、内容は書名の通りで偽りなく、工夫された問題文を使うそのアプローチは非常に成功している。各時代の哲学の概念を簡潔にとてもわかりやすく書かれており、自分が知らなかった、忘れていた、あるいは理解できなかった事をたくさん教えてくれた。しかも、時代が進んで、前の時代の哲学者の考えの欠陥点を後の時代の哲学者がどう克服したか、流れを簡潔に説明しており、哲学史が自然に腑に落ちるように編集してある。これはすごいことだ。自分の高校や大学時代に本書があったら知識の蓄積が進んだだろう、その後の思考が深まっただろうと思う。日本語も正確で、多くの本のブックガイドもある。良心的。本書にとどまらず、勉強を続ける必要があることは明白だ。惜しむらくは、ガイドブックに紹介されている本には、著者が若いころに読んだであろう、古い本が多いのか、やや絶版が多い。入手できる本をこそ紹介してほしい。また、ギリシャ哲学とハイデガーの一部以外に、哲学用語が原文ないしカタカナで紹介されていない。ヘーゲルの「人倫」始め、無理に日本の研究者に日本語訳をつけられると、一般人は却って混乱する。ギリシャ語はローマ字で、英独仏人の用語はまず原文で表記し、それぞれの英語訳も併記して欲しい。さらに、西洋哲学だけではなく、東洋哲学、三大宗教について続編の出版を期待したい。本書が素晴らしいので、ぜひ他の分野でも。
によって 斎藤 哲也
5つ星のうち (19 人の読者)
0コメント